A.ご提案・ご回答
●提案内容等
悪臭がひどい両川は干拓して、道路等にすべき。東京は昭和39年五輪の際、汚濁の激しかった築地川を埋め立て高速道路に転用しました。すでに川としての機能はなくなりつつあったし、土地の関係もあったのでしょう。ものすごくいいアイデアだと思います。60年前東京ができたことが、今の名古屋にできないことはない。もはや水運事業は乏しく、溝川と化しているのだから、地域住民の苦悩を汲んで、もう川を潰してほしい。
●回答
堀川や新堀川からの悪臭により、ご迷惑をおかけしております。
堀川や新堀川は、地域に降った雨を名古屋港まで流す役割があることから必要な川です。
堀川・新堀川は、水源が乏しいことや潮汐の影響を受けることにより、水の流れが滞りやすいという特徴があります。
また、両河川の流域は、雨水と汚水を同じ下水管で集める合流式下水道で整備されているため、大雨時には、水処理センターの処理能力を超えた分の汚水の一部を含む雨水が河川に流入するという特徴があります。
そのため、水質浄化を目的として、庄内川からの導水や川沿いに設置した井戸より地下水を導水するなど水源確保に努めています。また、汚れの度合いが大きい降雨初期の雨水を一時的に貯留する雨水滞水池の建設や、水処理センターで雨天時に実施する簡易処理の処理水質を向上させる簡易処理高度化施設の整備、下水管内のごみが河川に流入することを防ぐ装置をマンホール内に設置するなど、合流式下水道の改善策を実施しております。
令和5年度には、堀川・新堀川のさらなる環境改善に向け、有識者に意見を伺いながら、今後の浄化施策の方向性を取りまとめました。
本市としましては、引き続き堀川及び新堀川の環境改善に取り組んでまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
回答課:緑政土木局河川計画課(電話番号:052-972-2823)
(令和6年10月修正)