A.ご提案・ご回答
●提案内容等
両親に敬老パスの申請書が届き、みてみると、登録には通帳のコピー以外にキャッシュカードの両面コピーも必要ですが、キャッシュカードの両面コピーしたら、簡単に悪用されてしまいます。
詐欺に遭わないよう、高齢者によびかけている反面で、行政が詐欺師みたいですが?
こんなことしたら、他の詐欺の事件でも高齢者が簡単にクレジットカードを他人に教えてしまいます。
それとも行政が詐欺しようとしてるのかと疑ってしまいます。
名古屋はやはり地方都市で、ゆるいです、国際的には通用しないこと。
行政だからいいでしょーと市民に甘え、村意識、市民を下に見たところがあるのは、街を歩いてても感じます。
●回答
敬老パスにつきましては、令和4年2月から対象交通拡大・利用上限設定といった制度変更を実施したところでございます。
対象交通拡大により、新たに名鉄、JR東海及び近鉄の鉄道の市内運行区間並びに名鉄バス及び三重交通の路線バスの原則市内運行区間を敬老パスでご利用いただくことができるようになります。
新たな対象交通機関をご利用いただくにあたりましては、事前に敬老パスに現金をチャージ(入金)していただいた上で、運賃を一旦ご負担いただき、チャージした敬老パスでご利用いただいた区間の運賃相当額を、後日名古屋市からお返しする流れとなります。
現在、敬老パス利用者の皆様に口座情報をお伺いしておりますのは、この運賃相当額をお返しするためのお口座をご登録いただくためのものでございます。
一方で、口座情報という非常に重要な個人情報をお伺いするにあたりましては、名古屋市の事業を騙る詐欺ではないかというお問い合わせを、敬老パス利用者の皆様をはじめ、市民の皆様からもいただいているところであり、愛知県警察本部とも連携した上で事務を進めているところでございます。
また、ご指摘いただきましたように、カードの両面をコピーしていただいた場合、不正利用につながるおそれがございます。
この点につきましては、名古屋市としましても、事務に必要となるもの以外の情報をお伺いするわけにはまいりませんので、お送りした書類に同封しております「預貯金通帳またはキャッシュカードのコピーについて」の書類にも、
「
・キャッシュカード機能のみカード ⇒ 表面
・クレジットカード機能付きカード ⇒ 裏面
※クレジットカード機能付きカードの場合は、
表裏両面をコピーしていただく必要はありません
」
と記載させていただているところでございます。
敬老パスをはじめ、名古屋市の事業を行うにあたりましては、市民の皆様のご理解とご協力をいただくことが必要不可欠であると考えております。
今後も、個人情報の適切な取扱いと、丁寧なご案内に努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。回答課:健康福祉局高齢福祉課(電話番号:052-888-8612)
(令和4年3月修正)