A.ご提案・ご回答
●提案内容等
現在、名古屋市では保育所等の利用調整基準で居宅外就労か居宅内就労かでランクを分けられていますがコロナ渦により在宅勤務が推奨される中、居宅外労働であればランクがあがるという制度はいかがなものかと考えております。
他の自治体の中には就労場所によるランクの優勢をつけないように改正されたとあります。名古屋市もこの先改善されていくのでしょうか。
●回答
現在、本市の利用調整基準表では、就労されている方の場合、客観的に比較することのできる勤務時間に応じて、段階的にランクを設定しているところです。なお、居宅内就労については、自宅での仕事に従事するため、特に必要な場合に児童への対応が可能であることや通勤で時間を割かれることがないことを考慮して、居宅外就労よりランクを低く設定しているところです。
利用調整基準表については、これまでも、必要に応じて見直しを行ってきましたが、見直しを行う際には、見直しに伴う影響の検証のほか、他都市の事例や、保育所等の利用状況を踏まえつつ、市民の方の声や、保育所等の意見もお聞きするなど、慎重に対応してきたところです。
昨今の、コロナ禍における在宅での勤務をはじめとする多様な働き方への対応は、本市の利用調整基準表のあり方にかかる課題の一つと認識しているところです。
今後も、より多くの人に理解をいただき、公平でバランスのとれた利用調整基準表とすることができるよう、引き続き検討を行ってまいります。
回答課:子ども青少年局保育企画室(電話番号:052-972-3028)