A.ご回答内容
●提案内容等
6年生では、4月から社会科「私たちの生活と政治」の学習において、国民生活における政治の働きを考え、政治の取り組みが国民生活の安定と向上を図る働きをしていることを学んでいます。人々の願いと政治のつながりに関心をもつことをねらいとする中で、児童から自分たちの要望を名古屋市の政治に届けてみたいとの声があがりました。自分たちの声を政治に届ける方法について調べ、学級で話し合った結果、「市民の声」のサイトにお願いをお届けすることになり、要望のテーマは「あげパンを給食に出してほしい」に決まりました。
児童は、国語科の学習を通して「あげパンを給食に出してほしい」ことを伝える意見文を作成しました。自らの意見がより説得力のあるものになるように、アンケートを行って賛同を得たり、給食のメニューにすることへの問題点やその解決方法を考えたり、小学校6年生なりに主体的に考え、熱意をもって意見文を作成していました。過去に給食のメニューに取り入れられていないことからも、様々な問題点があることも承知の上でのお願いではございますが、前向きにご検討いただけると幸いです。
●回答
みなさんがこんなにも給食に関心をもち、熱心に調べられたまとめを読ませていただき、そのすばらしさに感動いたしました。この子どもたちの真剣な思いを何とか叶えたいとは存じますが、残念ながら、名古屋市の学校給食では以下の2つの理由で揚げパンを提供することができません。
①脂質の量
揚げパンは、パンをあげるときに、油をたくさん吸ってしまうので、どうしても脂質の量が多くなってしまいます。給食では、脂肪エネルギー比(摂取エネルギーに占める脂肪の割合)は、1日あたり39.9%以下にしなければいけないという決まりがあるため、たった1日でも揚げパンを提供するのが難しいです。
中には、この脂肪エネルギー比を1か月平均で基準を満たしていればよいという市町村もあるので、そのような市町村では揚げパンが提供できていると思われます。
②給食調理員の作業面
名古屋市は自校調理方式といって、各校に調理場があり、それぞれの学校の給食を学校内で作っています。そのため、今の調理場の施設や調理員の人数では、決められた時間の中で、通常のおかず2、3品に加えて揚げパンを作ることが難しいです。
このような、子どもたちの意向にそわない回答になってしまい、大変申し訳ございません。
回答課:教育委員会事務局学校保健課(052-972-3247)