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Q.名古屋市内の木の伐採について(令和5年8月)

A.ご提案・ご回答

●提案内容等
 最近、異常に街路樹が伐採され景観が悪くなり、日陰も減っているようです。
 ニュースで観ましたが、市の理由としましては腐食や倒木のリスクがある木に対しては切っているとのお話でした。
 その代わりに新たに植えていると…
 再度若い木を植えるならまだしも、伐採後はアスファルトやコンクリートで完全に埋めて歩道化しているのは、なぜでしょうか。
 人が住みたい街、美しい街、魅力的な街とは自然と人が共生する街。
 子育て世帯にも、働く世代にも都会でもこんなに緑があり、安らげる素敵な街だとアピールするには大切なポイントではないでしょうか。
 世界で発展している大都市も緑や公園など自然と共生した街です。
 市民が自分たちで木を選び植えるなど他の市で成功している事例など、もし名古屋をより魅力的にしたい、人を増やしたいとお考えであるなら検討、行動頂けると市民としても応援したいと思います。

●回答
 街路樹には、交通安全、景観形成、環境保全、うるおいと安らぎの提供など様々な機能があり、まちの環境を良好に保つために欠かせないものとなっていますが、その一方で、市内の街路樹は植栽から40年以上が経過するものが増え、大木化・老木化や生育環境の悪化により、倒木や落枝、根上がりが発生するなど事故のリスクが増大し、市民生活に影響を及ぼすようになってきました。こうしたことから名古屋市では令和3年10月に「街路樹再生なごやプラン」を策定し、事故を未然に防止するため、上記のような街路樹を道路空間と調和した街路樹へ植え替えたり、現行の法令等に適合していない幅の狭い歩道の街路樹の撤去等を行うことで、安全な通行空間の確保や健全な街路樹への再生を図っているところです。
 ご指摘のありました歩道化している箇所につきましては、幅の狭い歩道においてバリアフリー等の観点から、人が歩くことのできる歩道幅が基準以下となっているため、街路樹の撤去を行ったものと思われます。また植え替えを行う場合でも、適切な間隔で植栽したり、信号・標識等の施設から距離をおく必要があるため、必ずしも伐採前と同じ位置に樹木を植栽しない場合があります。
 こうした取り組みは街路樹を将来にわたって健全に保ち、緑のまちづくりを実現していくために必要であると考えていますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
 他都市の事例やいただきましたご意見も参考にしながら、街路樹の維持管理に努めてまいります。
 今後共、街路樹に対しましてご理解とご協力をお願いいたします。
回答課:緑政土木局緑地維持課(電話番号:052-972-2494)

属性情報

分類
道路・川・港  >  街路樹
ID
43753
更新日
2023年10月04日 (水)
アクセス数
1,305
満足度
☆☆☆
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