A.ご提案・ご回答
●提案内容等
令和5年度選考にて利用調整基準表の同一ランク・同一調整指数で並んだ際の優先順位表にて「所得の低い場合」が前年まで「その他の世帯状況」に含まれていたものが、優先順位が1つ上に変更になりました。本件について、令和6年度選考での見直しを要望します。
現行ルールの場合、ほぼ同等の世帯年収であったとしても1円でも所得が高い人が落ちる仕組みになっており「5その他の世帯状況(施設との近接性、保育の必要な事由にかかる時間、祖父母の状況)」が一切考慮されず選考が行われる事になります。その為、家庭毎の総合的な負担や保育の必要性等を考慮した選考となっていません。また所得が高い家庭はその分保育料も高い金額となりバランスは取れており、更に選考上でも不利になるのは不公平です。令和4年の選考同様、所得についてはその他の世帯状況と同じ優先順位で総合的に判断頂く事がより公平な選考になると考えます。
●回答
所得については、ランクや調整指数で考慮しておらず、また、客観性や透明性が担保されるため、利用調整において同一ランク・同一調整指数で並んだ際の優先順位として、令和4年度まで「その他」に含み5番目に優先していたところ、令和5年度から4番目に優先する取り扱いとしております。
なお、「その他」の世帯状況で考慮する事項については、あらかじめランクや指数に反映しておりますので、ご理解いただきますよう、お願いいたします。
いただいたご意見については、今後の点数制度の検討に活かしたいと存じます。
回答課:子ども青少年局保育企画室(電話番号:052-972-2528)