A.ご提案・ご回答
●提案内容等
名古屋市内は、なぜ50cc以下の原付のみなのでしょうか?今どき50ccの原付に乗っている人は毎年減少し、なおかつ、数年後には125ccに統一されるかもしれないという話も出てきているのにも関わらず、いつまで50ccしか置けない駐輪場しか作らないつもりなのでしょうか?是非125ccの原付も停められるような街づくりをお願いします。
●回答
①名古屋市営の自転車駐車場につきましては、「名古屋市自転車等の放置の防止に関する条例」に基づいて設置しております。その対象となる車両の区分は、道路交通法の規定に基づいており、自転車と原動機付自転車としています。これは自転車対策に関する法律が、その対象を道路交通法で規定された自転車及び原動機付自転車としているためです。
令和7年4月の二輪車車両区分見直しに関する法改正による、いわゆる新基準原付(総排気量125cc以下の二輪車の最高出力を現行原付と同等レベルの4kW以下に制御した二輪車。白色ナンバープレートのもの)については、道路交通法上の原動機付自転車に含まれますので、従来の50cc以下の原動機付自転車と同様に自転車駐車場をご利用いただくことができます。ただし、車両の重量や全長の違いにより、一部の自転車駐車場はご利用できない可能性がございます。
また、4kW以上の車両につきましては、いわゆる新基準原付と同様の扱いにはなりません。
なお、令和7年7月より、収容台数に余裕があり、構造上も受け入れが可能な一部の有料自転車駐車場において50cc超125cc
以下の自動二輪車(黄色及びピンク色ナンバープレート)の定期利用での受け入れを行っております。
受け入れができる自転車駐車場の一覧は名古屋市ウェブサイトよりご確認いただくことができます。
https://www.city.nagoya.jp/ryokuseidoboku/page/0000186450.html
今後、二輪車車両区分見直しに関する法改正が行われ、「総排気量125㏄以下の二輪車の最高出力を現行原付と同等レベルの4kW以下に制御した二輪車(新基準原付)」が道路交通法で規定される原動機付自転車の対象となった場合は、本市の市営自転車等駐車場の利用対象に含まれます。
なお、125㏄以下の二輪車の受入れにあたっては、車両の重量や全長の違いにより現行では対応できない施設があることなどの課題がございますが、今後、関係機関と調整し、地域の駐車需要を踏まえながら検討を進めたいと考えております。
②都心部にある市営駐車場(名古屋市営久屋駐車場、名古屋市営大須駐車場、名古屋市営古沢公園駐車場)においては、自動二輪車専用の駐車スペースを設け、受け入れを行っています。
また、既存の民間駐車場に対して自動二輪車の受入れについて協力を依頼するとともに、名古屋市公式ウェブサイト「名古屋パーキングナビ」にて名古屋駅地区及び栄地区の自動二輪車の駐車場情報について提供しておりますので、詳細につきましては当ホームページをご参考に各駐車場までお尋ねください。
回答課:①緑政土木局自転車利用課(電話番号:052-972-2877)、②住宅都市局交通企画課(電話番号:052-972-2728)
(令和6年10月、令和7年11月修正)