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Q.視覚障害者の図書館利用について(令和4年5月)

A.ご提案・ご回答

●提案内容等
 墨字図書の利用について、移動が困難な一定の障害者は郵送対応で貸出・返却ができますが、視覚障害者は対象から外れています。私は視野障害がありますが、視力は0.6程度あるため墨字で生活をしています。字を読むときはルーペや拡大読書機能に頼っています。
 一般的に「視覚障害者=全盲で点字を使う」というイメージがあるかもしれませんが、視覚障害者の大半は中途失明で点字が読めない人も多く、私のようなロービジョンの者は墨字で情報を得ています。
 しかし、図書館を利用するのにあたって視野障害のために自転車に乗れないので、公共交通機関と駅まで徒歩でしか移動ができません。6冊の本を持ち歩くのは重たいですし、白杖を持っているので荷物がかさみます。視覚障害者も郵送対応の対象となるようご検討ください。

●回答
 現在の名古屋市図書館の規定では、視覚障害者の方は墨字図書の郵送貸出の対象とはなっておらず、ご不便をおかけしております。
 ご指摘のとおり、主にロービジョンの方にとっては、点字図書よりも墨字図書の方が利用しやすく、近年同様のご希望が寄せられていることから、郵送でのご対応が可能となるよう、予算措置も含めて検討を行っているところでございます。
 現在は、鶴舞中央図書館の点字文庫にご登録いただきますと、点字図書のほか、音訳図書を郵送でご利用いただけます。また、サピエ図書館のご利用についてもご案内が可能です。詳しくは、点字文庫(電話番号:052-741-3132)までおたずねください。
回答課:教育委員会事務局鶴舞中央図書館(電話番号:052-741-3133)

属性情報

分類
観光・文化・施設  >  図書館
ID
43394
更新日
2022年06月30日 (木)
アクセス数
402
満足度
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