これまでに寄せられた「市民の声」

キーワードで検索

複数のキーワードをスペースで区切って検索できます。

Q.名古屋市民ギャラリー栄で行われた展示について(令和3年7月)

A.ご提案・ご回答

●提案内容等
 令和3年7月8日、市民主催の展覧会が、破裂音のする郵便が届いたことでいきなり市民ギャラリー栄を閉館にすると市長が発表した。
 私はその展覧会に行くのを楽しみにしていたのに、いきなりこの展示会を閉め出すかのように市民ギャラリー栄を閉館にするのは納得できない。しかも、ほかの階の職員はちゃんと出勤して仕事もしている。
 暴力的な脅しのイタズラになんの思慮も工夫もしないでいきなり閉館にするなんて、とても市民に寄り添った対応とは思えず、むしろ、暴力を許し加担している。これから、どんな展示発表会があっても、同様のイタズラがあったら中止にされてしまうか?表現活動にすこしでも携わるものとしては、あまりに威厳のない名古屋市長の対応に憤りを感じ、できるだけ早くの再開を希望している。そして、これからもどのような企画であれ、誠心誠意市民の側によりそう姿勢で名古屋市の会場確保、展示の許可を毅然とした態度で受け入れてほしい。

●回答
 当該展示会の開催に際しましては、施設管理に当たる市民ギャラリー栄の職員に加え、指定管理者である公益財団法人名古屋市文化振興事業団の職員が毎日10名以上対応に当たったうえ、警察も厳重な警備を行い、2日間は無事に開催することができましたが、3日目に郵便物破裂の事案が発生いたしました。
 本市といたしましては、いたずらとは言い難い、実際の実力行使があり、警察が捜査に全力を注いでいるが事案が解決していない現状で、かつ、警察が最上級の警備体制を継続しているということは、まさに平成7年3月7日及び平成8年3月15日の最高裁判所の判例が示す「人の生命、身体又は財産が侵害され、公共の安全が損なわれる明らかな差し迫った危険の発生が具体的に予見され、警察の警備等によってもなお混乱を防止することができない特別の事情がある」ということにほかならないという認識をしております。
 そのような中で、これ以上の体制の強化は困難であったこと、発生した事案が個別の展示会に関連するものとは断定できなかったことから、会期末である7月11日まで市民ギャラリー栄全体を臨時休館といたしました。卑劣な行為により、休館せざるを得ない状況になったことは、極めて遺憾であると考えております。
 今後も市民ギャラリー栄の使用に当たりましては、法令等に基づき適正に行ってまいります。
回答課:観光文化交流局文化振興室(電話番号:052-972-3175)

属性情報

分類
観光・文化・施設  >  文化施設
ID
43323
更新日
2021年08月23日 (月)
アクセス数
884
満足度
☆☆☆☆
この市民の声はどのくらいお役にたちましたか?
  • 役に立たなかった
  • 役に立った

投稿