A.ご提案・ご回答
●提案内容等
先月、東京都から名古屋市に転入しました。
住んでみて、まず気づいたことは「道路が汚い」です。歩道の植込みの根本付近に空き缶、ペットボトル、紙くず、吸い殻などのポイ捨てが目立ちます。車道にもごみが落ちています。場所によりますが、歩くたびにごみが目につき嫌な気分になります。気持ちよく暮らせる綺麗な街にしたいし、していただきたいです。
●回答
①本市では、清潔で住みよいまちづくりを進めるため、「町を美しくする運動」を推進しております。市民・来訪者の双方にとって「きれいで住みよいまち」とするためには、市民のみなさま一人ひとりに日常生活の場である家庭や職場で美しいまちづくりに心がけていただくことが重要だと認識しております。
そのため、毎年6月を中心に「環境デーなごや」の一環として全市一斉クリーンキャンペーンを開催し、公園・道路等の清掃活動やごみのポイ捨て禁止の呼びかけを行っております。※令和3年度は新型コロナウイルスの感染拡大により延期、9月実施予定。
また、毎月「25日」を中心とした日に協働により清掃を実施するウエルカムなごや・クリーンアップ運動を行い、多くの団体等へ、自分たちの地域・職域の美化推進のための清掃活動の呼びかけを行っております。
さらに、清掃活動団体や活動内容を紹介することによって、より多くの市民に対して町美意識や活動参加意識の向上を図っております。
②本市では、街の美化を推進するため、「空き缶等の散乱の防止に関する条例(ポイ捨て防止条例)」を市内全域で施行し、ポイ捨ての防止を呼び掛けています。
その中で、市民・来訪者の往来が多く、特に重点的にポイ捨てを防止する必要がある24の地域を「美化推進重点区域」として指定し、看板等の設置や、職員によるクリーン活動などの取り組みを行っています。また、市民・事業者の皆様と役割分担しながら環境美化とポイ捨て意識の啓発を行うクリーンパートナー制度も実施しています。
また本市では、「安心・安全で快適なまちづくりなごや条例」に基づき、「喫煙者の責務」として、公共の場所において歩きたばこをしないことや、喫煙する際は吸い殻入れを携帯するよう努力義務を課しております。
ポイ捨てや喫煙マナーについては、個人のモラルに負うところが大きいところではありますが、今後も啓発に努めていくとともに、市民・事業者の皆様の協力も頂きながらポイ捨ての防止意識の高揚を図り、きれいな街にしていきたいと考えております。
回答課:①スポーツ市民局地域振興課(電話番号:052-972-3130)
②環境局作業課(電話番号:052-972-2385)